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Forest総合英語 解いてトレーニング 問題集解説 第7章 不定詞

前回の記事はこちら

 

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今回は、 第7章 不定詞について詳しく解説します

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 Point34 不定詞の名詞的用法

 名詞的用法→不定詞(to+動詞の原形)が「~すること」という名詞の働きをする

 (1)補語や主語になる

   不定詞が補語→不定詞は主語がどういうものなのかを説明する

   不定詞が主語→形式主語のitを用い、真の主語(不定)を後に置くことが多い

 (2)目的語になる

   不定詞が他動詞の目的語→他動詞の直後に不定詞を続ける

   不定詞がSVOCのO→形式目的語のitを用い、真の目的語(不定)を後に置く

 

 Point35 不定詞の形容詞的用法

   形容詞的用法→不定詞が直前の名詞を修飾する

 (1)修飾される名詞が不定詞の主語や目的語の働きをする

   someone to help me →名詞(someone)が不定詞の主語

   work to do →名詞 (work)が不定詞の目的語

   something to write with →名詞(something)が前置詞(with)の目的語

 (2)不定詞が直前の名詞の内容を説明する

   his dream to be an actor不定詞が名詞(dream)の具体的な内容を説明する(同格

 Point36 不定詞の副詞的用法

副詞的用法→不定詞が名詞以外の語句や文を修飾する

 (1)「目的」を表す

 不定詞が「~するために」という行為の「目的」を表す

 (2)「結果」を表す

 不定詞が何かをした「結果」を表す

 〈~,never to 不定詞〉→「~,そして二度と…しなかった

 〈~,only to 不定詞〉→「~,しかし結局…しただけのことだった

 (3)「感情の原因」を表す

 不定詞が感情を表す形容詞や動詞と結びつき、「~して」という「感情の原因」を表す

 (4)「判断の根拠」を表す

 不定詞が「~するとは」という「判断の根拠」を表す

 「~するとは〈人〉は…だ[だった]」→〈It is [was]+形容詞+of +人+to不定

 人物評価を表す形容詞:kind, good, nice, polite, rude, brave など

 

 Point37 SVO+to不定

 「Oに~してほしい」(希望)→〈want + O + to 不定

 「Oに~するように言う」(命令・依頼)→〈tell + O + to 不定

    tellと同じ使い方をする動詞:advise, ask , warn など

 「Oが~するのを許す」→〈allow + O + to不定

   allow と同じ使い方をする動詞:cause,compel,enable,force,getなど

 

 Point38 不定詞の意味上の主語と否定語の位置

 (1)意味上の主語を示さない場合

    示す必要がない場合→意味上の主語が文の主語と一致する場合

              意味上の主語が「一般の人」=「だれでもよい」場合

              意味上の主語が文脈から明らかな場合

 (2)意味上の主語を示す場合

    示す必要がある場合→不定詞の意味上の主語を〈for ~ + to 不定〉の形で示す

 (3)否定の副詞の位置

   不定詞を否定するnotnever→toの直前に置く

 

 Point39 使役動詞・知覚動詞を使った表現

 (1)使役動詞+O+動詞の原形

 「(無理やり)Oに~させる」→〈make + O + 動詞の原形

 「Oが~することを許す」→〈let + O + 動詞の原形

 「Oに~してもらう」→〈have + O + 動詞の原形

 *使役動詞makeを使った分の受動態→動詞の原形ではなく、to不定

を用いる

(2)知覚動詞+O+動詞の原形

 「Oが~するのを見る[聞く/感じる]」→〈see [hear / feel]+O+動詞の原形〉

 その他の知覚動詞: notice, observe, watch , listen to , look at など

 *知覚動詞を使った文の受動態→動詞の原形ではなく、to不定を用いる

 

 Point40 不定詞のさまざまな形

 (1)seem to 不定詞/ appear to 不定

   「Sは~のようだ、Sは~らしい」→〈S seem [appear] + to不定

   *that節を使った表現→〈It seems [appears]that ...

 (2)to have +過去分詞(完了形の不定詞)

    述語動詞が表す時よりも以前のことを表す不定詞→〈to have +過去分詞

 (3)進行形と受動態の不定

    進行形に相当する内容を表す不定詞→〈to be + ~ing

     受け身の意味を表す不定詞→〈to be +過去分詞

 Point41 自動詞+to不定

 (1)happen / prove / trun out +to 不定

    「Sが偶然~する、たまたま~する」→〈S happen + to不定詞〉

     *that節を使った表現→〈It happens that...〉

    「Sは~だとわかる[判明する]」→〈S prove[trun out]+(to be)...

 (2)come / get + to不定

   「~するようになる」→〈come[get]+to不定詞〉

 (3)be to不定

   〈be to 不定詞〉→「~することになっている」(予定)

           「~すべきである」(義務・命令)

           「~できる」(可能)

 Point42 不定詞の注意すべき用法ー1

 (1)難・易を表す形容詞+to不定

   「Sは~するのが…だ」→〈S is + 形容詞 to不定

      難易を表す形容詞:easy「簡単な」、difficult / hard 「難しい」など

 (2)too ... to不定

   「~するには…すぎる」→〈too +形容詞副詞]+to不定

    *〈so... that+否定文〉「とても…なので~できない」で同じ意味を表せる

 (3)…enough to不定

   「~するのに十分…」→〈形容詞[副詞]+enough to 不定詞〉

 (4)so ...as to 不定

   「~するほど…」→〈so +形容詞[副詞]+as to 不定詞〉

 Point43 不定詞の注意すべき用法ー2

 (5)so as to不定詞 / in order to 不定

   「~するために」<so as to不定詞><in order to 不定詞>

     →不定詞が「目的」を表すことをはっきりと示す

   「~しないように」〈so as not to 不定詞〉〈in order not to不定詞〉

 (6)疑問詞+to不定

   〈疑問詞+to不定詞〉→「疑問詞の意味+~すべきか[できるのか]」

 (7)独立不定

    to tell (you) the truth 「実を言えば」、strange to say 「奇妙な事に」

    to be honest 「正直言って」、so to speak 「いわば」など

 (8)代不定

   反復を避けるために前に出て来た動詞を省略し、to(代不定詞)だけで表す

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感想(1件)

 201 日本語に直しなさい

 (1)To know is one thing, and to teach is another thing.

 知っていることと教えることは別物だ。

 不定詞To know と to teach は主語

 

 (2)My dream is to become a famous singer.

 私の夢は有名な歌手になることだ

 不定詞 to become a famous singer は補語

 

 202 環境を守ることは大切だ

= It is important to protect the environment.

 「環境を守る事」が主語形式主語itで文を始め、不定詞は真の主語として後に置く。

 

 203 私たちはオールスターゲームのチケットを手に入れたいと思っている

 We (want) [hope](to) (get) tickets for the all-star game.

 「~したい→~することを望む」と考え、不定詞to getをwant [hope]目的語にする。

 204 彼女は英語の雑誌を読むのは難しいとわかった

 She found it difficult to read English magazines.

 「~は難しいとわかる」はfind~difficult。「英語の雑誌を読むこと」がSVOCのOになるので、形式目的語itをOの位置に置き、不定詞は真の目的語として後に続ける。

 

 205 日本語に直しなさい

 (1) I need someone to teach me English.

 私には英語を教えてくれる人が必要だ

 名詞 someoneは不定詞 to teach me English主語

 (2) There are some problems to solve right away.

 すぐに解決しなければならない問題がいくつかある

 名詞some problems は不定詞to solve目的語

 (3) She has a lot of things to think about.

 彼女には考えることがたくさんある

 名詞a lot of things は前置詞about目的語

 

 206 私は彼の岡青さんに会う機会があった

= I had a chance to meet his mother.

 名詞chance の後に、同格不定詞 to meet his motherを続ける

 

 207 日本語に直しなさい

 I left home early in the morning to catch the first train.

 始発電車に乗る為に、私は朝早く家を出た。

 不定詞to catch the frist trainは、 left home early in the morning「朝早く家を出た」という行為の目的を表している。

 208 目を覚ますと、私の部屋の窓が開いていることが分かった

 = I woke up to find my window open.

 「目を覚ましたら、その結果として窓が開いてたことに気づいた」ということなので、woke up「目を覚ました」の後に結果を表す不定詞to find my window openを続ける。

 

 209(1)彼女は飛行機事故が遭ってから、二度と飛行機には乗らなかった

 She was involved in an airplane accident,(never to fly).

 「~の結果として二度と…しなかった」ということなので、結果を表す不定詞の前にneverを入れて、<~,never to不定詞>の形にする

   (2)彼らは全力を尽くしたが、結局は試合に負けた

 They tried their best,(only) (to) (lose) the game.

 「~したが、結局…しただけだった」ということなので、結果を表す不定詞の前にonlyを入れて、<~,only to不定詞>の形にする

 

 210 私たちは彼の新作映画を見て興奮した

 = We were excited to see his new movie.

 感情を表す形容詞excitedの後に、その感情の原因を表す不定詞to see his new movieを続ける。

 211 日本語に直しなさい

 (1)You were wise to follow her advice.

 彼女の忠告に従ったとは、あなたは賢明でしたね

 wise「賢明な」人物評価を表す形容詞で、続く不定詞はその判断の根拠を表す

 (2) He must be hungry to eat so much.

そんなにたくさん食べるとは、彼はお腹が空いてるに違いない

 must be hungry話し手の判断を示す表現で、続く不定詞は判断の根拠を表す

 

 212 私のカバンを運んでくださるなんて、ご親切ですね

  (It) is kind (of) you (to) (bring[carry]) my baggage.

 kind[親切な]人物評価を表す形容詞なので、< It is + 形容詞+of+人+to不定詞>の形にして「~するとは<人>は…だ」という意味を表す

 

 213(1)私はあなたに自分の部屋を掃除してもらいたい

= I want you to clean your room.

 「あなたに掃除してもらいたい」は<want>+O(you)+to不定詞(to clean)の語順で表す。

 

   (2)彼女は両親に動物園に連れて行ってくれるように頼んだ。

 She asked her parents to take her to the zoo.

 「Oに~するように頼む」は<ask+O+to不定詞>の形で表す。

 

 214 彼の父は、彼がヨーロッパへ1人で旅することを許してくれた

 His father (allowed) (him) (to) (travel) alone to Europe.

 「Oが~するのを許す」<allow + O + to不定詞>の形で表す

 

 215 日本語に直しなさい

 It is dangerous to cross a road when the traffic light is red.

赤信号の時に道路を横断するのは危険だ

 Itは形式主語で、真の主語はto不定。ここでは不定詞の意味上の主語は「一般の人

 

 216(1)先生が彼を叱ったのは当然だった。

 = It was natural for the teacher to scold him. 

 与えられた語句のforとit より、「(人)が~するのは…だった」<It was + 形容詞+for +人+to不定詞>の形であらわす。不定詞の意味上の主語はthe teacher

 

   (2)私のコンピュータを直してくれるなんて、親切ですね

 = It is nice of you to fix my computer.

 nice人物評価を表す不定なので、不定詞の意味上の主語は<of + 人>で表す。

 

 217 彼女は今週末に彼らといっしょにスキーに行かないと決めた

 She decided ( not to go) skiing with them this weekend.

 <decide + to不定詞>は「~することに決める」。「行かない事に」なので、to 不定詞の直前に否定の副詞notを置いた形を選ぶ。

 

 218 私は彼に二度とそのような間違いをしないようにと言った

 = I told him never to make such a mistake.

 <tell + O + to不定詞>の文で、不定詞の直前に否定の副詞neverを置いた形にする。

 

 219(1)上司は私達を一日中、一生懸命働かせた。

Our boss (made) (us) (work) hard all day.

 「Oに~させる」使役動詞makeを用い、<make+O+動詞の原形>の形で表す。使役動詞madeの後にOにあたるus「私達を」を置き、動詞の原形workを続ける。

    (2)ジョンは私に彼の車を使わせてくれた

 John (let) (me) (use) his car.

 「使わせてくれた→使う事を許した」なので、使役動詞letを用い、<let+O+動詞の原形>の形で表す。letは過去形もlet

 

 220 日本語に直しなさい

 Bob's wife had him take out the garbage.

 ボブの奥さんは彼にゴミを出してもらった。

 had him take out と、<have + O + 動詞の原形>の形になっていることに着目する。使役動詞haveは相手に奏してもらえるのが当然というような行為に対して用いる。

「Oに~してもらう」のように訳すと良い

 

 221 私はトイレを掃除させられた

 = I was made to clean the bathroom.

 「~させられた」なので、動詞は受動態was madeの形になる。使役動詞makeを受動態にした場合は、動詞の原形ではなくto不定を動詞の後に続ける

 

 222(1)ポールは彼女がドラッグストアに入るのを見た

 Paul (saw) (her) (enter) the drugstore.

 「見た」は知覚を表すので、「Oが~するのを見た」<saw + O (her) + 動詞の原形(enter)>の形で表す。

   (2)私は彼らがフランス語で話すのを聞いた

 I (heard) (them) (speak) in Franch.

 「聞いた」も近くを表すので、「Oが~するのを聞いた」<heard+O(them)+動詞の原形(speak)の形で表す>

 

 223 カレンは友達がステージで歌うのを聞いた

 Karen listened to her friend sing on the stage.

 「聞く」listen toは知覚動詞なので、<listen to + O(her friend)+動詞の原形(sing)>の語順で表す

 

 224 次の文を受動態に書き換えなさい

 A little girl saw the thief go out of the window.

= The thief was seen to go out of the window by a little girl.

小さな女の子はその泥棒が窓から外へ出て行くのを見た。

→その泥棒は窓から外へ出て行くのを小さな女の子に見られた。

 

 知覚動詞seeを使った文<see + O + 動詞の原形>「Oが~するのを見る」を受動態にすると、受動態の動詞の後は動詞の原形ではなく、to不定になることに注意。

 

 225 妻は私に腹を立てているようだ

 = My wife seems to be angry at me.

 「~のようだ」という意味を〈seem + to不定詞〉の形で表す。「~に腹を立てている」はbe angry at

 

 226 ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

 (a) It appeared that Tim had a good relationship with his friends. 

 (b) Tim (appeared) (to) (have) a good relationship with his friends.

 ティムは友人たちとよい関係にあるように思われた

 〈a〉の<It appeared that...>の文を、(b)ではTimを主語にした文に書き換えるので、<S appeared + to不定詞>の形にする。 これは過去のある時点でそう思ったことを表す表現

 

 227 彼はテストでいい点を取ったようには見えなかった

 He didn't appear (to) (have) (gotten[got]) a high score on the test.

 「彼」がテストを受けたのは、「~のように見えなかった」時よりも以前のことなので、「いい点を取った」の部分は完了形の不定詞<to have +過去分詞>で表す。なお、この文をthat節を使って書き換えると、It didn't appear that he had gotten[got] a high score on the test.となる。

 

 228 ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

 (a) It seems that the new president was welcomed by the employees.

 (b) The new president (seems) (to) (have) (been) (welcomed) by the employees.

 新しい社長は従業員に歓迎されたようだ

 (a)の<It seems that...>現在の時点での判断を表すが、that節内の動詞がwas welcomed と過去形になっているので、「歓迎された」の部分はseemsが表す時より以前のことを表している。したがって、(b)の<S +seem+to不定詞>の形で書き換えると、「歓迎された」の部分は完了形で受動態の不定詞〈to have been +過去分詞〉の形で表される

 

 229 ヘレンは友達を待っているようだ

= Helen seems to be waiting for her friend.

 「Sは~のようだ」<S + seems + to不定詞>の形で表す。「待っている」は進行形の意味を表すので、進行形の不定詞(to be + -ing)にする。

 

 230 この請求書は明日までに支払う必要がある

 = This bill needs (to) (be) (paid) by tomorrow.

 主語がThis billなので、「支払う必要がある→支払われる必要がある」と考え、受動態で表す。 受動態の不定詞〈to be +過去分詞〉needs の目的語にする。

 

 231 (1)私はこの前の日曜日に、インターネットで偶然この情報を見つけた

 I (happened) (to) (find) this information on the Internet last Sunday.

 「偶然見つけた」<happened + to 不定詞(to find)>の形で表す。

 (2)テレビ広告はとても有効であることがわかった

 Television advertsing (proved) (to) (be) very effective.

 「~であることが分かった」は、ここでは空所の数より<proved + to be...>の形で表す。

 

 232 ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

 (a) It turned out that the painting in the museum was a fake.

 (b) The painting in the museum (turned) (out) (to) (be) a fake.

 美術館にあるその絵画は偽物であることが分かった。

 (a)の〈It truned out that...〉の文を、(b)ではthat節の主語the painting in the museumを文の主語にして書き換えるので、<S turned out + to be ...>の形にする。

 

 233 私たちは大学で知り合いになった

 We (came[got]) (to) (know) each other in college.

 「知り合いになった→お互いを知るようになった」と考え、「~するようになる」の意味を〈come [get] + to不定詞〉の形を用いて表す。

 

 234 飛行機は定時に空港に到着する予定だ

 The plane (is) (to) (arrive) at the airport on time.

 「~する予定だ」という未来の予定は、助動詞willやbe going to,現在形などでも表すことができるが、ここでは空所の数により〈be to 不定詞〉の形を用いる。

 

 235 この部屋でタバコを吸ってはいけません

 =You are not to smoke in this room.

 与えられた語句の to, not , are に着目し、「~すべきではない」という否定の命令の意味を<be not to不定詞>の形で表す。 

 

 236 日本語に直しなさい

 Nothing was to be seen in the sky.

 空には何も見えなかった。

 was to be seen は<be to 不定詞>で、to不定詞が受動態になっている。Nothing という否定の内容を表す語が主語にきていることから、この<be to不定詞>「可能」の意味を表すと判断できる。

 237 日本語に直しなさい

 Her explanation was very easy to understand.

 彼女の説明はとても理解しやすかった。

 easy to understand<形容詞+ to不定詞>の形になっていて、easy は難易を表す形容詞。したがって、「理解するのが簡単だった→理解しやすかった」という意味になる。

 

 238 ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

 (a) It was difficult to carry out his plan.

 彼の計画を実行するのは難しかった。

 (b) His plan (was) (difficult) (to) (carry) (out).

 彼の計画は実行困難だった。

 (a)は<It is + 形容詞+to不定詞>「~するのだ…」の文で、difficultは難易を表す形容詞。 (b)ではこれを、不定詞to carry out目的語his plan を主語にして書き換えるので、<S is + 形容詞+ to 不定詞>の形にする。

 

 239 このかばんは重すぎて、私の娘には持ち歩けない

= This bag is too heavy for my daughter to carry around.

 「…すぎて~できない→~するにはーすぎる」と考え、<too + 形容詞 + to不定詞>の形で表す。不定詞の意味上の主語my daughther は〈for ~〉で表し、to 不定詞の直前に置く。「持ち歩く」はcarry around

 

 240 ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

 (a) This car is too expensive for me to buy.

 (b) This car is so (expensive) that (I) (can't[cannot]) (buy) (it).

 (a)は<too +形容詞+for ~ +to不定詞>「~が…するにはーすぎる」の文。(b)ではこれを〈so ...that +否定文〉の形に書き換える。so とthat の間に形容詞expensiveを置き、「私はそれを買うことができない」という意味の否定文をthatの後に続けるthat節の中ではbuyの目的語it (=this car)が必要なので注意

 

 241 アランはまだ車が運転できる年齢ではない

 =Alan is not old enough to drive.

 「運転するのに十分な年齢ではない」と考え、<形容詞+enough to 不定詞>の形で表す。形容詞old はenough の直前に置くことに注意。

 

 242 彼女は親切にも私にお金を貸してくれた

 = She was (so) kind (as) (to) (lend) me some money.

 「私にお金を貸してくれるほど親切だった」と考え、<so + 形容詞+ as to 不定詞>の形で表す。 この表現では、so の直後に形容詞がくることに注意。

 

 243(1)私は情報を得るために図書館に行った

 I went to the library in order to get some information.

 与えられた語句にorderがあるので、「情報を得るために」という目的をはっきりと示すために〈in order to 不定詞〉で表す。

 

 (2)私達は赤ちゃんを起こさないよにそっと部屋を出た

 We went out of the room quietly so as not to wake up our baby.

 与えられた語句にas と soがあるので、「起こさないように」という否定の目的の意味〈so as not to 不定詞〉で表す。

 244 日本語に直しなさい

 You should learn how to operate this machine in a week.

 あなたは1週間でこの機械の操作方法を習得しなければならない。 

 他動詞learn「~を習得する」の目的語が〈how to 不定詞〉の形になっている。

 彼女には考えることがたくさんある how to operateは「~をどのように操作するか→~の操作方法」の意味。

 

 245 Have you decided ( where ) to go next Sunday?

 今度の日曜日にどこへ行くか、もう決めましたか

 空所の直後にto goがあるので〈疑問詞+to不定詞〉の形。where to go「どこへ行くか」

 

 246(1)本当のことを言うと、私は彼の絵が好きではない

 (To) (tell) (you) (the) (truth) , I don't like this his paintings.

 「本当のことを言うと」独立不定詞to tell you the truthで表す。

 

  (2)言うまでもないことだが、選挙は公正に行わなければならない

 (Needless) (to) (say), the election should be conducted fairly.

「言うまでもない事だが」独立不定needless to sayで表す。 

 

247 The politician cheated on his taxes. (To make matters worse),he tried to hide that fact.

 その政治家は税金をごまかした。なお悪いことに、彼はその事実を隠そうとした。

 2つの文のつながりから、To make matters worse 「なお悪い事には」にする。

 

 248 夕食前にお風呂に入りたかったら、そうしてもいいですよ

 You can take a bath before dinner if you want (to).

 take a bath before dinner の反復を避けてif節に代不定詞toを用いる。

 

 249 She is ( rich enough to) buy almost everything.

 彼女はほとんふぉ何でも買えるほど裕福だ。

 「~するのに十分…」<形容詞+enough + to 不定詞>の語順で表す。形容詞rich は enough の直前に置くことに注意

 

 250 She was the only one ( to survive) the crash.

 彼女は衝突事故で生き残った唯一の人間だった。 

 空所の前後の意味関係から、空所以下は直前の名詞 the only one 「唯一の人間」を修飾していると考えられる。the only one はsurviveの主語の働きをしているので、to surviveという形容詞的用法不定詞をthe only oneの後に続ける形にすればよい。なお、この不定詞は「実際に起こった事」を表している。

 

 251 Those days,he didn't know ( whom ) to consult with.

 当時、彼はだれに相談すればよいのか分からなかった。

 空所の後に to consult with があるので、<疑問詞+to 不定詞>の形 consult with「(人)と相談する」という意味なので、「誰に」の意味を表す疑問詞whomにする。whomは前置詞withの目的語

 

 252 Could you call me back if (it is) not convenient for you to talk.

 今お話をするのがご都合が悪ければ、後で電話をいただけませんか

 空所の後に for you不定詞to talk があることに着目し、<it is +形容詞+ for ~ + to 不定詞>の形にする。itは形式主語で、真の主語は不定詞to talk nowfor の後のyou が不定詞の意味上の主語

 

 253 My mother wouldn't ( let ) me eat more than one ice cream a day.

 母は私にどうしても1日に2個以上アイスクリームを食べさせてくれなかった

 空所の後にmeという目的語とeatという動詞の原形が続いていることから、使役動詞letを用いて< let + O +動詞の原形>「Oが~することを許す」の形にする。

 

254 The thief was seen ( to run ) away from the building.

 泥棒は、その建物から走り去るところを見られた。

 知覚動詞seeは、<see + O + 動詞の原形>で「Oが~するのを見る」という意味を表すが、ここではwas seen と受動態になっているので、動詞の原形ではなくto不定が用いられる。

 

 255 Echoes ( make it possible ) for rader to detect distant objects.

 反響音は、レーダーが遠くの物体を感知することを可能にする。

 空所の後に for radar不定詞 to detect があることに着目する。「~を可能にする」はmake ~ possible。文末にある真の目的語である不定詞がSVOCのOになるので、形式目的語itをOの位置に置くfor の後のrader は不定詞の意味上の主語

 

 256 They wrote the warnings in several languages for tourists ( to be able to understand).

 観光客が理解できるように、彼らは数か国語で警告を書いた。

 空所の直前にある for tourists に着目する動詞understand と tourists の関係から、tourists 「観光客」はunderstand 「理解する」の意味上の主語と考えられる。したがって、<for ~ + to 不定詞>で「~が…するように」という「目的」を表す形にする。

 

 257 We searched everywhere, but the ring was nowhere ( to be found).

 私達はあらゆるところを捜したが、指輪はどこにも見つからなかった

 butの前後の文のつながりから、空所を含む部分は「どこにも見つけられなかった」という意味になると判断する。was と nowhere 「どこにも~ない」という否定の内容を表す語があることから<be to 不定詞>の形を用いて「可能」の意味を表すことを考える。the ring 「指輪」が文の主語なので、to 不定詞はto be found と受動態にするのが正しい。

 

 258私はルームメートを探している

 I am looking (for)(someone)(to)(share)(the)(room)(with).

 「ルームメート→その部屋を共同で使うだれか」と考え、名詞someone形容詞的用法不定to share the room with で修飾する。someoneは前置詞withの目的語

 share ~ with (人)で「(人)と~を共同で使う」という意味 

 

259 You must hurry so (as) (not) to (be) (late) (for) (the) train.

 電車に遅れないように急がなくてはいけませんよ

 空所の直前にあるsoと、与えられた語句の中のas, notに着目し、<so as not to 不定詞>で「~しないように」という否定の目的の意味を表す。be late for ~で「~に遅れる」の意味

 

 260ほぼ同じ意味の文になるように、()に適語を入れなさい

  (a) She studied very hard but failed in the examination.

     (b) She studied hard (only to) fail in the examination.

 (a)彼女はとても一生懸命に勉強したが、試験に失敗した。

 (b)彼女は一生懸命に勉強したが、結局は試験に失敗しただけだった。

 (a)の内容から、(b)の空所以下は「一生懸命に勉強した」結果を表すと考えられる。したがって、「~,しかし結局…しただけのことだった」という意味を表すように、only toを選んで、〈~,only to 不定詞〉の形にする。

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