ゼル王

人生は長いが1年は短いからこそ有効に生きよ

Forest総合英語 解いてトレーニング 問題集解説 第6章 態

 前回の記事はこちら

 

www.zeluciferworld.work

 

今回第6章 態 について解説します

 

Point28 受動態の基本形

 能動態→動作をする側が主語

 受動態→動作をされる側が主語〈be動詞+過去分詞〉

     動作をする側を表す場合は〈by +(代)名詞〉を用いる

Point29 受動態のさまざまな形(1)‐1

 (1)助動詞を使う

 助動詞を含む受動態→〈助動詞 + be +過去分詞〉

 (2)進行形にする

 進行形の受動態→〈be動詞 +being +過去分詞〉

 (3)完了形にする

 完了形の受動態→〈have[has/had]been+過去分詞〉

Point30 受動態のさまざまな形 (1)-2

 (4)否定文にする

 受動態の否定文→〈be動詞+not+過去分詞〉〈助動詞+not be +過去分詞〉

 (5)疑問文にする

 Yes/No疑問文→〈be動詞+主語+過去分詞…?〉

 疑問詞が文の主語になる疑問文→〈疑問詞+be動詞+過去分詞…?〉

 疑問詞が文の主語以外の疑問文→〈疑問詞+be動詞+主語+過去分詞…?〉

Point31 語順に注意する受動態

 (1)目的語を2つ続ける動詞を使った受動態

 〈SVO(相手)O(物や情報)〉の受動態

 →①〈S(相手)+be動詞+過去分詞+O(物や情報)

  ②〈S(物や情報)+be動詞+過去分詞+to/for +O(相手)〉

 *buy型の動詞は①の形を作れない。

         ②の前置詞はgive型がto、buy型がfor

 (2)主語について述べる語を続ける受動態 

 〈SVO(相手)C〉の受動態→〈S(相手)+be動詞+過去分詞+C〉

Point32 受動態のさまざまな形(2)

 (1)群動詞の受動態

 群動詞は1つの動詞とみなして受動態にする

 (2)say, believeなどの受動態

 「いう」「考える、思う」の意味を持ち、目的語にthat節をとる動詞の受動態

 →形式主語のitを用いる〈It is said that ...〉「~と言われている」など

 (3)受動態で表す動作と状態

 「~される」(動作)と「~されている」(状態)の両方の意味を表す場合がある

 (4)getを使った表現

 〈get + 過去分詞〉→be動詞の代わりにgetを用いて「変化」を表す

Point33 注意すべき受動態の表現

 (1)前置詞に注意する受動態の表現

 be covered with ~ 「~で覆われている」、be killed in 「~で亡くなる」など

 (2)心理状態を表す受動態

 感情を表す受動態→be surprised 「驚く」、be excited「興奮している」など

【中古】 総合英語Forest 解いてトレーニング 7th Edition 完全準拠問題集 /石黒昭博【監修】 【中古】afb

価格:1,045円
(2020/8/27 17:35時点)
感想(1件)

 

 171(1)この推理小説コナン・ドイルによって書かれた

 This detective novel (was) (written) (by) Conan Doyle.

 「書かれた」は受動態〈be動詞+過去分詞〉で表す。過去なのでwas written とする。動作をする側はbyを用いて示す

 

 (2)カナダでは英語とフランス語が話されている。

 English and French (are) (spoken) in Canada.

 「話されている」を受動態 are spoken で表す。

 

 172 次の文を受動態に書き換えなさい

 (1) The typhoon destroyed a lot of house.

  A lot of houses were destoryed by the typhoon.

台風がたくさんの家を破壊した→たくさんの家が台風によって破壊された。 

 

能動態の目的語a lot of houses受動態の主語にする。時制は過去で主語が複数なので、were destoryed とする。 

(2) That company makes various kinds of cameras.

Various kinds if cameras are made by that company.

 その会社は様々な種類のカメラを作る。→様々な種類のカメラがその会社によって作られる 

時制は現在で主語が複数なので、 are made とする。

 173 (1)来週にはこの仕事は終わるでしょう。

 ( finished / work / will / this / be) next week.

 = This work will be finished next week.

 「この仕事は終えられるでしょう」と考え、〈 will be +過去分詞〉の語順にする。 

(2)バターは冷蔵庫に入れておかなければならない。

 Butter ( in / be / refrigerator / should / the / kept ).

 = Butter should be kept in the refrigerator.

 「入れておかれなければならない」と考え、〈should be +過去分詞〉の語順にする。

 

 174 窓から富士山が見える

 Mt.Fuji (can) (be) (seen) from the window.

 「見られることができる」と考え、〈 can be +過去分詞〉の形にする。

 

 175 次の文を受動態を書き換えなさい

 The dogs were chasing the fox.

 = The fox was being chased by the dogs.

 犬たちはそのキツネを追いかけていた→そのキツネは犬たちに追いかけられていた。

 were chasing は過去進行形なので、受動態は〈 was being +過去分詞〉となる。 

 chase 「~を追いかける」

 

 176 Michael (has been selected) as the Most Valuable Player seven times.

 マイケルは7回MVP(最優秀選手)に選ばれたことがある。

 現在完了形の受動態〈 has been + 過去分詞〉「選ばれたことがある」という経験を表す

 the Most Valuable Player「最優秀選手(MVP)」 

 

 177 (1) この車は日本製ではない。

 ( not / in / car / Japan / made / was / this ).

 = This car was not made in Japan.

 受動態の否定文はbe動詞の後にnotを置くので was not made となる。

 

 (2)そのレストランではクレジットカードは使えないでしょう

 Credit cards ( not / at / accepted / restaurant / be / will the ).

 = Credit cards will not be accepted at the restaurant.

 accept 「(取引・申請など)を受け付ける」

 助動詞を含む受動態の否定文は助動詞の後にnotを置くのでwill not be accepted となる。

 

 178 この城は中世に建てられたのですか

 (Was)(this)(castle)(built) in the Middle Ages?

 受動態の疑問文はbe動詞で文を始めるので、Was this castle built ...?となる。 

 「城」castle

 

 179 (1)会議で何が議論されましたか

 (What) (was) (discussed) in the meeting?

 whatが文の主語

 

        (2)電話は誰によって発明されましたか

 (Who) (was) the telephone (invented) (by)?

 「誰によって?」Who ... by?で表す

 

 180 彼の最初の本はいつ出版されましたか?

 ( book / published / was / first / his / when)?

 =When was his frist book published ?

  疑問詞whenで文を始め、疑問文の語順 was his first book published を続ける

 

 181 次の文を2種類の受動態に書き換えなさい

 Fred gave Kate red roses for her brithday.

 フレッドはケイトに誕生日に赤いバラをあげた。

 SVOOの文の受動態 

(1) Kate was given red roses by Fred for her brithday.

ケイトは誕生日にフレッドから赤いバラをもらった。

 「相手」を主語にすると、was given の後に「与えられた物」のred roses を続ける。 

 (2) Red roses were given to Kate by Fred for her birthday.

赤いバラが誕生日にフレッドからケイトに贈られた。

 「物」を主語にすると、「相手」のKateはtoの後に続ける

 

 182 彼は友達にケンと呼ばれている

 He (is) (called) (Ken) (by) his friends.

 SVOCの文を受動態にする時、C〈 be動詞+過去分詞〉の後に置く。

 

 183 次の文を受動態に書き換えなさい

 The government carried out a public opinion survey.

 = A public opinion survey was carried out by the government.

政府は世論調査を行った。→世論調査が政府によって行われた。

 carry out を1つの動詞とみなし、受動態は was carried out とする。

 carry out 「~を行う」public opinion survey 「世論調査

 

 184 彼は世界最高の芸術家の1人と言われている

 (It) (is) (said) (that) he is one of the best artists in the world.

  「~と言われている」という意味は、形式主語を用いて〈It is said that ...〉で表せる。

 

 185 日本語に直しなさい

 (1) The museum is closed in Mondays.

 美術館は月曜日には閉まっている。

 on Mandays 「月曜日には(いつも)」より、この is closed は「状態」を表している。

   (2) The gate us closed at 10 p.m.

 門は午後10時に閉められている。

 at 10 p.m. 「午後10時に」より、この is closed は「動作」を表している。

 

 186 彼の息子は通学途中にけがをした。

 His son ( school / got / on / way / injured / to / the).

 = His son got injured on the way to school.

 be injured 「けがをする」のbeの代わりにgetを用いて、「変化」を表す。

 

 187 (1)その漫画のキャラクターは日本中の子供たちに知られている。

 The cartoon character (is) (known) (to) the children throughout Japan.

 「~に知られているbe known to 

 (2) 岡は色とりどりの花で覆われていた。

 The hill ( was ) ( covered ) ( with ) colorful flowers.

 「~で覆われているbe covered with

 

 188 (1) 私たちは素晴らしい夕食に満足した

 英語では受動態を使って主語の感情や心理状態を表す。

 We ( the / were / excellent / satisfied / dinner / with).

 = We were satisfied with the excellent dinner.

 「~に満足している」be satisfied with 

 (2) 彼は実験の失敗にがっかりした。

 He ( at / was / of / disappointed / the experiment / the failure ).

 = He was disappointed at the failure of the experiment.

  「~にがっかりする」は be disappointed at

 

 189 Modern soccer is said ( to have been born ) in English, where it has traditionally been called "football".

 現代サッカーボールはイギリスで誕生したと言われており、そこではサッカーは伝統的に「フットボール」と称されてきた

 sayの受動態を用いて「~だと言われている」という意味を表す場合には、 It is said that ... という形が考えられるが、< S is said to 不定詞>でも同じ意味を表すことができる。したがって、この形になっている。 to have been bornは完了形の不定詞であり、受動態の不定詞でもある。

 

 190 I ( was offered ) the pearl ring for 3,000 dollars by the old woman.

 私はその年とった女の人に、3000ドルで真珠の指輪を提供された。

 pearl「真珠」

 offer は「~を提供する」という意味で、目的語を2つ続けるSVOOの文型をとることができる他動詞。ここでは主語がIなので、 was offered受動態で用いる。

 

 191 Everyone ( was terrified ) at the news that a lion had run away from the zoo.

 ライオンが動物園から逃げたという知らせに、みんなはぞっとした

 terrify(人)をひどく怖がらせる」という意味の他動詞で、「(人が)~にぞっとする」という意味を表すには、受動態be terrified at の形にしなければならない。したがって、was terrifiedが正しい。なお、that以下は the news を説明する〈同格〉の節  

 

 192 A: Has this shrit ( been ironed ) yet?

        B; No. I haven't ironed it yet.

 A:「このシャツはもうアイロンがかかっていますか」

 B:「いいえ、まだそれにはアイロンをかけていません」

 ironは「(衣服)にアイロンをかける」という意味の他動詞this shritが空所を含む文の主語なので、受動態で用いる。Has があるので、been ironedを入れて、完了形の受動態の疑問文〈Has + S + been +過去分詞…?〉の形にする。 

 

 193 The teacher wondered if the main point ( was made ) clear to all of the students.

 先生は、要点が生徒全員に明らかになっただろうかと思った。

  if節内の主語 the main point 「要点」と選択肢の中の動詞make、was madeの後の形容詞clear「明らかな」の関係から、「要点が明らかにされた」という意味になると考えられる。〈 make + O( the main point)+C (clear)〉the main pointを主語にした受動態にすればよいので、動詞はwas made となり、このあとにC(clear)が続く

 

 194 When a suspicious package ( was identified) by one of the passengers on the bus, everyone was ordered to evacuate.

 不審な小包がバスの乗客の一人によって発見されたとき、全員が避難するよう命令された

suspicious 「不審な」evacuate「避難する」

 コンマ以下の文の動詞が過去形 was ordered なので、コンマの前のwhen節も過去を表すと考えられる。 a suspicious package 「不審な小包」が主語であることかた、「~によって発見された」という意味になるように、過去形の受動態was identifiedにする。 identify「~を突き止める」という意味の他動詞

 

 195 Some of ( these ) ( old ) ( rules ) should be ( done ) ( away ) ( with ) at once.

 これらの古い規則のいくつかは、ただちに廃止されなければならない

  shouldの前までが主語になると考えられるので、ofの後の空所には名詞句these old rules を入れる。残りの語から、群動詞 do away with 「(規則・制度など)を廃止する」を用いる。助動詞shouldがあるので、受動態 should be done away withの語順

 

 196 The shipment of building materials ordered at the beginning of this month will be delay due to staffing shortade.

 delay delayed

 shipment 「発送、出荷」

 今月初めにご注文いただいた建築資材の出荷は、人員不足により遅れています

 この文の主語はThe shipment「出荷」will be に続くdelayを名詞「遅延」と考えられると、「出荷が遅延だ」という意味になり文意が通らない。したがって、delay「~を遅らせる」という意味の他動詞として用い、受動態にして「出荷が遅れる」という意味にするのが正しい。〈助動詞(will)+be+過去分詞(delayed)〉とする。

 

 197  The curricula of American public schools are set in individual states ; they do not determine by the federal government.

  do not determine are not determined 

アメリカの公立学校のカリキュラムは州独自に定められるのであり、連邦政府によって決められるのではない。

 セミコロン(;)の後の文の主語theyはThe curricula of American public schools を指す、determine は「~を決定する」という意味なので、「カリキュラムは~によって定められない」という意味になるように、受動態を用いるのが正しい。なお。curriculaはcurriculumの複数形

 

 198 My friend said that she annoyed greatly at her son - in - law's thoughtless deeds.

 that she annoyed greatly that she was greatly annoyed

 私の友人は、義理の息子の軽率な行動にとても悩んでいると言った。

 son - in - law 「義理の息子」deed「行動、行い」 

annoyは「(人)を悩ます」という意味の他動詞that節内の主語はsheなので、be annoyed 「悩んでいる」という受動態で表すのが正しい。

 

 199 The shoreline is constantly been shaped and modified by the ocean, even though this may not be readily apparent to the occasional visitor.

 been being

 時々訪れる観光客にははっきりとわからないかもしれないが、湾岸線は海によって絶えず形作られ、変えられている。

 The shoreline 「海岸線」「形作られ、変えられている」という進行形の意味を表すと考えられるので、主語が何らかの動作を受けている途中であることを示す進行形の受動態を用いるのが正しい。〈be動詞(is)+being+過去分詞(shaped / modified)〉とする。

 

 200 Each winter,a snow festival is taken place in Sapporo, to the delight of residents and tourists.

 is taken place takes place 

 resident 「居住する人、住民」

 住民や観光客にとってうれしいことに、毎冬、札幌では雪まつりが開催される。

 take place は「(催し物などが)行われる、開かれる」という意味。主語がa snow festival なので能動態を用いるのが正しい。

 

 

}